前回に引き続き、冷え性についてお伝えしていきたいと思います。
冷え性には、3つのタイプがあります。
末端冷えタイプは、体のなかでも、手や足といった心臓から離れている場所が冷たいと感じるのが特徴。冷え性のなかでも初期段階にあり、自覚症状があるので比較的気付きやすいタイプです。
主な原因となるのは不規則な生活や偏った食生活。体を温める食事を心掛け、軽い運動やながら運動といった、体を動かす習慣を身につけることが解決法に繋がります。
内臓冷えタイプは、体の外側ではなく、胃腸や大腸を始めとした体の内部が冷えると感じるのが特徴。末端冷えが進行することで内臓冷えになりますが、体の内側が冷えているため自覚症状がないことが多いタイプです。ただし末端冷えが進行し、内臓冷えになるからといって末端の冷えがなくなるわけではありません。
運動不足や、冷えを悪化させる生活習慣が主な原因。腹巻や保温性のある靴下など冷えとりアイテムを活用し、お尻や太ももといった熱を産む大きな筋肉が集まる下半身を動かすスクワットなどの運動を習慣にすると良いでしょう。
全身冷えタイプは、体の一部分というよりも、体全体が冷えると感じるのが特徴。冷え性のなかでも最も重症なタイプです。健康や美容面において、目に見える不調が現れるので早急な改善が必要になります。このタイプは慢性的な運動不足や、不規則な食生活の継続などが積み重なることが原因で冷えている可能性大。筋肉の元となるタンパク質をしっかり摂り、歩く時間を増やしたり階段を使ったりして、積極的に体を動かすようにしてみてください。
ほてり冷えタイプは、手足は冷たいのに首から上は火照るのが特徴。上記の3タイプとは異なり、更年期障害や自律神経の乱れといった加齢によるホルモンバランスの乱れやストレスが原因の場合が多いです。体と心の疲れがダイレクトに来る冷え性タイプなので、自分なりのストレス解消法を見つけ、リラックスできる時間を意識的に作るようにしましょう。
“冷やさない生活”をするためには、「体を温める食事」が大切です。身体は、食事をすることでも熱が生まれ体温が上がります。食事は生活の基本なので、手軽に実践できるうえ、意識を変えるだけで冷えにくい体を作ることができます。
にんじん、ごぼうなど冬に旬を迎える食材は、体を温めると言われています。逆に、夏に旬を迎えるトマトやナスなど体を冷やすものが多いです。そういった食材をとる時はなるべく温めてとったり、体を温める食材と一緒にとるようにしましょう。ダイエット目的のサラダなど、冷たい状態のものの摂りすぎには気を付けましょう。
ただ、温かい状態のものでも気をつけたほうがいい物もあります。好きな人も多いコーヒーや緑茶は温めても利尿作用があり、体を冷やすので1日に何杯も飲むのは避けましょう。どうしてもこのような体を冷やす飲み物を飲みたいときは、生姜やシナモンなど体を温める効果のあるスパイスをプラスするのがおすすめです。
さらに、栄養バランスを整えるのに役立つフォーエバー製品、スーパーフードのアロエジュース・ポーレン・プロポリス、血管を広げることで血流がよくなるARGIがおすすめです。
体が冷えて辛いだけでなく、さまざまな不調の原因にもなる、冷え性。原因と改善策を知り、できることから取り入れて冷えにくい体を目指しましょう!
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