日本人の魂について 2024.9.8

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2025年春、フォーエバーインターナショナルの世界大会であるFGR inパリが開催されるフランスで、先月オリンピックが開催されました。

 

たくさんの日本選手が活躍された大会でしたが、卓球でメダルを獲得された早田ひな選手のインタビューで、「帰国したら、どこに行きたいですか?」という問いに対して、「鹿児島の特攻資料館とアンパンミュージアムです」と答えられましたことが、大きな話題になりましたね。

 

特攻資料館とは正式名称を知覧特攻平和会館とされ、79年前の第2次世界大戦(大東亜戦争)時に日本を守るために、命を懸けて戦った10代から20代の青年たちの遺書ともいえる手紙などを展示しているところです。

 

4年前のコロナ騒動のときに特攻隊の話を知った私は、

 

どうしてまだまだ人生が始まったばかりの青年が、敵艦に飛行機ごと突っ込むということができるのか?

 

どのような心境だったのか?

 

ということを知りたくて、翌年フォーエバーの仲間の方々と知覧を訪問しました。

 

そこで学んだのは、西洋の影響を大きく受けるまでの日本では、長い間、「肉体は滅んでも魂は永遠である」ということが当たり前のように信じられていたということです。

 

人間ですから苦悩もあったのでしょうが、家族を守りたい、国を守りたいという公の為になるなら、自身の命を懸けることができたということでした。

 

古事記が編纂される前にあったといわれている「ホツマツタエ」という古文書には、魂はエネルギー体があり、肉体がなくなったらアモトという大元のところに戻るという、魂は永遠であるということが記載されているそうです。

 

特攻に飛び立つ直前に「靖国でまた会おう」を約束していた。というのも、それを信じているからなんですね。

 

自然に触れると思わず手を合わしてしまうほど、八百万の神を信じてきている日本人にとって、長い間、同じように信じられていたのでしょう。

 

ですから、死をも恐れない日本兵の強さに連合国が驚愕したのです。

 

早田選手のように、特攻隊のことを知ったとき日本人のDNAに刻まれた想いが思い出されるのか、毎日たくさんの決断を迫られる経営者の方々が、平和会館にたくさん訪れているそうです。

 

そして、早田選手がアンパンミュージアムに行きたいというのは、アンパンマンの作者であるやなせたかし氏の特攻隊で亡くなった弟さんへの思いを表現されたのが「弱いものを助けるアンパンマン」で、その思いに触れたいということだったと思います。

 

 

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